米CPIに注目
掲載日:2026.02.13
本日のポイント
- 欧・第4四半期域内GDP【改定値】
- 米・1月消費者物価指数(CPI)
12日のNY市場では、ドルが主要通貨に対してほぼ横ばいとなった。前日に発表された雇用統計は強い結果となったが、ここ最近の経済指標を俯瞰してみると、強弱入り交じっていることが方向感の出にくさにつながっているか。本日発表されるCPI次第でドルの方向性が決まる可能性がある。一方で、円は力強さを維持している。ドル円はNY市場前に153.75円まで値を戻していたが、NY市場に入ると再び安値を試す展開となり、152.37円まで下落。その後は152円台後半で推移した。ユーロドルは1.187〜1.188ドル台での揉み合いの後、1.1857ドルまで下落した。ゴールドは5,050ドル付近での揉み合いが続いていたが、25:00台に急落。5,000ドルを下抜け、4,878.5ドルの安値をつけた。
本日の東京市場では円売り先行となったが、円売り一服後は売買が交錯した。ドル円は仲値公示後に153.34円まで上昇したが、勢いは続かず152.85円まで反落。その後は153.3円付近で揉んだ。ユーロドルは午前中は1.187ドル付近で売買が交錯したが、午後になるとじわじわと下落する展開に。15:30時点で1.1857ドルまで下落し、前日の安値に迫っている。ゴールドは4,990ドル台まで上昇。前日のNY市場で発生した下落に対する買戻しが入ったか。
本日のポイントは19:00の欧・第4四半期域内GDP【改定値】と、22:30の米・1月消費者物価指数(CPI)だ。欧州の四半期GDPは速報値通りの0.3%となることが見込まれている。今回は改定値の発表であるため速報値に比べると注目度は下がるが、修正があればユーロの動向に影響する可能性がある。本日、市場が最も注目しているのは22:30に発表される米CPIであろう。今回の市場予想は2.5%、コアCPIも同じく2.5%と、前回からほぼ横ばいとなることが想定されている。先日発表された雇用統計では、雇用市場の回復が見込み以上であることが示された。現在、次の利下げ時期が6月になるとの見方が優勢だが、雇用統計の結果を受けて、6月までに利下げが実施されないとの観測が約25%から40%近くまで強まった。CPIが上振れた場合、利下げ観測がさらに後退してドル買いが強まる可能性が高い。