ドル円は介入後の戻り高値を更新
掲載日:2026.08.18
本日のポイント
- 米・7月住宅着工件数
- 米・7月鉱工業生産
17日のNY市場では、ドル買い・円売りが優勢となった。米8月NY連銀製造業景気指数と米8月NAHB住宅市場指数が市場予想を上回った。発表直後の反応は限定的だったものの、米景気の底堅さが意識される中で米長期金利が上昇し、次第にドル買いが強まった。また、中東情勢を巡る不透明感から原油価格が上昇したことも、米金利上昇とドル買いにつながった。ただ、159円台後半では上値の重さも意識されてか、買い一巡後はやや伸び悩んだ。こうしたなか、ドル円は159円台前半から159.60円まで上昇し、159.46円で取引を終えた。一方、ユーロドルは米長期金利の上昇や原油高を受けて1.1571ドルまで下落し、1.1580ドルで取引を終えた。
本日の東京市場では、ドル買い・円売りがやや優勢となった。前日の強い米経済指標を受けた米金利の上昇が引き続きドルを支えた。朝方は国内の長期金利が約30年ぶりの水準まで上昇したことで円が買われる場面もあったが反応は限定的だった。午後には時間外の米長期金利と原油価格が上昇し、ドル買いが強まった。ただ、160円に近づく場面では追加介入への警戒感も意識され、上値を追う動きは限られた。こうしたなか、ドル円は159.31円まで下落した後、159.75円まで上昇し、15時時点では159.66円で推移した。一方、ユーロドルはドル買いを受けて1.1568ドルまで下落し、15時時点では1.1573ドルとなった。
本日のポイントは、21:30に発表される米7月住宅着工件数と、22:15に発表される米7月鉱工業生産だ。米7月住宅着工件数の市場予想は134.2万件と、前回の142.7万件から減少する見通しだ。一方、住宅建設の先行指標となる建設許可件数は137.5万件と、前回の136.7万件から増加すると予想されている。住宅着工件数が予想を上回れば、住宅市場の底堅さが意識され、米金利上昇とドル買いにつながりやすい。一方、予想を下回れば景気減速への警戒からドル売りが強まる可能性がある。ただし、住宅着工件数が弱くても建設許可件数が堅調であれば、ドル売りは限られそうだ。米7月鉱工業生産の市場予想は前月比+0.3%と、前回の+0.1%から伸びが加速する見通しだ。設備稼働率も76.3%と、前回の76.1%から上昇すると予想されている。予想を上回れば製造業の底堅さが意識され、ドル買いにつながる可能性がある。一方、予想を下回れば米景気の減速懸念からドル売りが強まりやすい。