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ドル円は159円台到達後に反落

ドル円は159円台到達後に反落

ドル円は159円台到達後に反落

掲載日:2026.09.25

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本日のポイント

  1. 1 米・9月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】
  2. 2 米・クリーブランド連銀ハマック総裁の発言

24日のNY市場では、ドル買い・円売りが優勢となった。ハマック・クリーブランド連銀総裁がインフレ圧力の高止まりを指摘したほか、ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁も追加利上げの可能性に言及。FRB高官からタカ派的な発言が相次ぎ、米長期金利の上昇とともにドル買いが強まった。米10年債利回りは一時5.22%台まで上昇し、2007年6月以来の高水準を記録している。米・イランによるホルムズ海峡再開を巡る協議が伝わると、原油価格の伸び悩みを受けてドル買いが一服する場面もあったが、反応は限られた。ドル円は一時159.04円まで上昇し、158.86円で取引を終えた。一方、ユーロドルは1.1359ドルまで下落した後、1.1380ドルで取引を終えた。

本日の東京市場では、円買いが優勢となった。朝方は前日の米金利上昇を受けたドル買いが残ったものの、片山財務相が日米首脳会談でトランプ米大統領から円安への懸念が示されたと述べると、円買いが強まった。城内経済財政相による金融緩和に否定的な発言も、円安を進めにくくする材料となった。加えて、米・イランの緊張緩和に向けた協議への期待から原油価格が下落し、日本の貿易収支悪化への懸念も後退した。ドル円は早朝の158.95円から午後に157.95円付近まで下落。ユーロドルは1.1368~1.1386ドルの狭い範囲でもみ合った。

本日のポイントは、23:00に発表される米9月ミシガン大学消費者信頼感指数の確報値と、27:00に予定されているハマック・クリーブランド連銀総裁の発言だ。消費者信頼感指数の市場予想は47.5と、9月速報値の47.8から小幅に下方修正される見通しとなっている。1年先・5年先の期待インフレ率の改定も焦点だ。指数が予想を下回り、期待インフレ率も下方修正されれば、米金利低下とドル売りにつながりやすい。一方、期待インフレ率が上方修正されれば、インフレ懸念から米金利上昇とドル買いが強まる可能性がある。クリーブランド連銀のハマック総裁は、前日の発言でもインフレ圧力の高止まりを指摘している。今回も追加利上げの必要性やインフレへの警戒を強調すれば、米金利の上昇とドル買いを後押ししそうだ。反対に、利上げの効果を見極める必要性や景気・雇用への慎重な見方が示されれば、足元のドル買いが一服する可能性がある。ハマック総裁はFOMCで投票権を持ち、今回は質疑応答も予定されているため、講演後の発言にも注意したい。

加藤健一

著者:加藤健一

著者:加藤健一

大手証券会社でリサーチ業務に10年以上従事した後独立し、現在はFX・暗号資産・株式市場を専門とするマーケットストラテジストとして活動。為替・株価・仮想通貨の値動きに影響を与える経済指標、中央銀行の政策、地政学リスク、投資家心理といった要素を多角的に読み解き、タイムリーな市況レポートを発信している。