ドル円は157円台で底堅く推移
掲載日:2026.10.27
本日のポイント
- 米・10月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
- 米・9月新築住宅販売件数
10月26日のNY市場では、ドルが底堅く推移した。米国では主要な経済指標の発表がなく、翌日から始まるFOMCや日銀会合、ECB理事会、米大手ハイテク企業の決算を控えて様子見ムードもみられた。ただ、終盤にかけてはドル買いが優勢となった。ドル円は156.65円付近から157.64円まで上昇し、157.50円付近で取引を終えた。ユーロドルは1.1227ドルまで上昇した後、1.1173ドルまで下落し、1.1174ドル付近で取引を終えた。
本日の東京市場では、ドル円は下値の堅い展開となった。仲値にかけてのドル買いや株価の持ち直しがドル円を支えた一方、午前後半には株価の軟化と米長期金利の低下を受けてドル売り・円買いが優勢となった。午後は株価の反発に伴って円買いが和らいだ。ドル円は157.22円まで上昇した後、156.65円まで下落したものの、午後には157円台前半まで切り返した。ユーロドルは1.1200ドル付近から1.1227ドルまで上昇し、その後は1.1210ドル台で推移した。
本日のポイントは、23:00に発表される米10月消費者信頼感指数と米9月新築住宅販売件数だ。消費者信頼感指数は81.0と、前回の81.9から低下する見通し。予想を上回れば個人消費の底堅さが意識され、米金利上昇とドル買いを促す可能性がある。反対に予想を下回り、とりわけ期待指数の悪化が目立つ場合は、景気の先行き懸念からドル売りが入りやすくなる可能性がある。新築住宅販売件数は年率65.0万件程度、前月比では減少が見込まれている。予想を上回れば、高金利環境下でも住宅需要が底堅いとの見方からドルの支援材料となりそうだ。一方、予想を下回れば住宅市場の減速が意識され、米金利低下とドル売りにつながる可能性がある。両指標は同時発表となるうえ、FOMC初日でもあるため、結果が予想から大きく乖離しなければ反応は限られることもありそうだ。