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日銀人事絡みで円安傾向か

日銀人事絡みで円安傾向か

日銀人事絡みで円安傾向か

掲載日:2026.02.25

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本日のポイント

  1. 1 米・要人発言
  2. 2 米・エヌビディア決済

24日のNY市場では、ドル売りが先行したが、後半では買い戻された。クックFRB理事が、「AIが米労働市場の世代交代を引き起こし、失業率の上昇につながる可能性があるが、FRBの利下げでは対応できない可能性がある」との見方を示したが、為替市場への影響は限定的だった。ドル円はNY市場前半で売られ155.58円まで下落したが、その後は155.8円台まで買い戻された。ユーロドルは一時1.1790ドルまで上昇したが、その後は軟調に推移し、1.177ドル台まで下落した。ゴールドは序盤に下落したが、2月11日高値の5,120ドル付近から反騰。5,100ドル台後半まで値を戻した。

本日の東京市場では、ドル売り優勢。昼頃に伝わった日銀審議委員人事案に対してリフレーション傾向が強いと判断され、一時円売りが加速する場面もあったが、反応は限定的。円売りはその後、一服している。ドル円は午前中に155.3円台まで下落したが、その後前述の報道があり一時156円まで反騰。その後は155.6円台で推移した。ユーロドルは午前中から堅調に推移し、1.180ドルまで上昇している。

本日は目立った経済指標は予定されていない。そのため、注目ポイントは米国の要人発言とエヌビディアの決済だ。24:40からリッチモンド連銀バーキン総裁、25:00からカンザスシティ連銀シュミッド総裁、27:20からセントルイス連銀ムサレム総裁と複数の要人発言が予定されている。3名ともFOMCでの投票権は保有していないが、各連銀の見通しを確認したい。本日のNY市場引け後にエヌビディアが2025年11月〜26年1月期の決済を発表する予定。報道メディアの事前予想では、総収入は前年同期比67.2%増の657.68億ドルとなる見込み。エヌビディアはAIブームの象徴的な銘柄であり、発表内容によっては為替市場にも影響が及ぶ可能性があるため注意したい。

加藤健一

著者:加藤健一

著者:加藤健一

大手証券会社でリサーチ業務に10年以上従事した後独立し、現在はFX・暗号資産・株式市場を専門とするマーケットストラテジストとして活動。為替・株価・仮想通貨の値動きに影響を与える経済指標、中央銀行の政策、地政学リスク、投資家心理といった要素を多角的に読み解き、タイムリーな市況レポートを発信している。