米国指標の結果に注目か
掲載日:2026.03.04
本日のポイント
- 米・2月ADP雇用統計
- 米・2月ISM非製造業景況指数
3日のNY市場では、序盤はそれまでの流れを継ぎ、ドル買いが先行した。ドル円はNY市場前半で158円を目前に高値を試す動きが目立ったが、後半はやや失速。終盤は157.6円台を中心とする値動きとなった。ユーロドルはNY市場前半に1.1530ドルまで下落する場面もあったが、その後は1.161ドル台まで買い戻された。ゴールドは一時5,000ドルを下回り4,996ドルまで下落したが、5,100ドル台まで値を戻している。
本日の東京市場では、主要通貨間で売買が交錯している。中東情勢の緊迫化に伴うリスクオンでドルの底堅さは変わらないものの、紛争が長期化するか不透明な中で様子見ムードとなったか。ドル円は157円台半ばで売買が交錯した。午後に入り、157.18円まで一時下落したが、すぐに買い戻されている。ユーロドルは午前中に1.1575ドルまで下落した後、1.160ドル付近で揉み合いとなった。ゴールドは朝方から買われ、5,160ドル台付近での値動きとなっている。
本日のポイントは22:15の米・2月ADP雇用統計と、24:00の米・2月ISM非製造業景況指数だ。ADP雇用統計は米民間企業のADP社が発表するもので、ADP社の顧客である約40万社の給与計算データから民間の非農業部門雇用者数の増減を調査したデータである。市場予想は5.0万人。前回の2.2万人からの増加が見込まれている。政府発表の1月雇用統計が好調な結果となり、労働市場悪化への懸念が後退したが、今週金曜発表の2月雇用統計は前回から勢いが落ちると予想されている。本日のADP雇用統計が市場予想を上回れば、今週末発表の2月雇用統計の上振れへの期待が高まりドルが買われる可能性がある一方で、市場予想を下回れば、雇用改善が一時的なものである可能性が危惧され、ドルが売られる可能性がある。24:00発表のISM非製造業景況指数は、米国の非製造業の購買担当者を対象に景況感を調査した指標で、50が景気拡大・縮小の分岐点となる。市場予想は53.5で、前回の53.8をやや下回る見込み。結果が市場予想を上回ればドル買い、下回ればドル売りの材料と判断される可能性がある。