様子見ムードが続く中、経済指標が材料となるか
掲載日:2025.08.21
本日のポイント
- 米・8月PMI(速報値)
- 米・7月中古住宅販売件数
20日のNY市場では、ダウ平均は横ばい。為替では、トランプ大統領がSNSにてクックFRB理事に辞任を要請したとことを受け、ドル売り優勢で推移。ドル円は一時147円を割り込んだ。ただ147円割れの水準では底堅く推移。27時に発表されたFOMC議事要旨でインフレを懸念する姿勢が示されたこともサポートとなり、147円を下抜けきれずに回復。147円台前半での値動きを続けることとなった。ユーロドルは各材料に反応しつつも、1.166ドル付近を挟んで方向感に欠ける値動きで推移した。ポンドドルも大きな値動きはなく、1.35ドル付近で停滞。
本日の東京市場では、主要通貨間での目立った動きはなく小幅に推移している。日経平均は3日続落。前日比278円安となったが、前日の安値を下回らず底堅く推移。為替・株式ともに本日から開催されるジャクソンホール会議を睨む展開か。とりわけ、明日行われるパウエルFRB議長の講演には注目が集まっており、警戒されている様子。ロンドン市場開場が近づく15時台にはややドル買いに傾く様子もみられた。
本日の指標は、22:45に米・8月PMI(速報値)が発表される。PMIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況など聞き取り調査した結果を指数化したもので、50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気減速を示す。製造業と非製造業に分けて発表されるが、製造部門が米国の総GDPの大きな部分を占めることから、主に製造業の動向が着目される。製造業部門では今年4月〜6月にかけて50を超えていたが、7月の確報値は49.5。今回発表される8月速報値の市場予想は49.8と回復する予想となっている。予想に反して弱化すればドル売り材料と判断される可能性あり。他にも、21:30の米・前週分新規失業保険申請件数や23:00の米7月中古住宅販売件数など、注目度が高い指標の発表が複数予定されている。明日に控えるパウエルFRB議長講演を睨んだ様子見ムードの中、経済指標が相場を動かす材料となるか注目したい。
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