東京市場では材料少なく小幅な値動き
掲載日:2025.09.10
本日のポイント
- 米・8月生産者物価指数
- 米・10年債入札
9日のNY市場では、ドル買い傾向で推移した。23:00に発表された米・非農業部門雇用者数の年次改定では91.1万人の下方修正が発表された。発表直後、ドル円は一時146.52円まで下落したがすぐに買い戻され、その後147.47円まで上値を伸ばした。ユーロドルは一時1.1762ドルまで値を伸ばすも一時的な上昇にとどまり、その後1.1703ドルまで反落している。米金利の上昇や米株の堅調な展開がドル買いの要因か。ゴールドは史上最高値を3,674.6ドルまで更新したが、その後は買いが続かず反落した。
本日の東京市場での為替相場は小幅な値動きで推移している。ドル円は147.4円を中心とした値動き。特段注目される新しい材料が無い中、米利下げ観測や日銀の利上げ期待がドル売り圧力となって上値を押さえた一方、自民党総裁選の行方や財政出動への警戒感などが円売り圧力となったか。ユーロドルは、フランスの政局不安が重しとなり方向感の無い動きとなった。ゴールドは昨夜のNY市場後半で下落していたが、本日の東京市場では再び上昇している。
本日の指標は、21:30に米・8月生産者物価指数(PPI)の発表が予定されている。同指標は国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標である。PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができる。PPIの変動はFRBの金融政策を推測する手がかりとなることから注目されやすい指標となっている。前回発表された7月分では市場予想を大きく上回り、3年ぶりの大幅上昇となった。今回の市場予想は前年同月比3.3%で、前回同様の伸びが見込まれている。市場予想通り、7月の上昇ペースが維持されるか、市場予想を下回り大幅な伸びが一時的なものになるか注目。26:00には米・10年国債入札が予定されている。中・長期の国債の入札結果は注目度が高く、長期金利の動向に影響を与えることが多いため、入札結果に注目しておきたい。
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