日銀の政策金利発表後、一時的に円買い強まる
掲載日:2025.09.19
本日のポイント
- 米・米中首脳会談
- 米・サンフランシスコ連銀デイリー総裁の発言
18日のNY市場では、ドル買い傾向で推移した。21:30に発表された、米・前週分新規失業保険申請件数の結果が市場予想より低かったことがドル買いを強めたか。同指標発表後、ドル買いの勢いが増し、ドル円は148.26円の高値をつけた。NY市場後半は147.8円まで反落し、その後方向感に欠ける値動きとなった。ユーロドルは欧州市場前半で上昇し、一時1.1847ドルをつけていたが、前述の新規失業保険申請件数発表後、1.175ドルまで下落した。その後、1.1793ドルまで買い戻され、方向感が無くなり小幅に推移してクローズした。
本日の東京市場では、日銀の政策金利発表を受けて円買いが急速に強くなった。政策金利は市場予想通り据え置きだったが、2名の委員が据え置きに反対し利上げを支持していたことが声明文で示されたことに市場が反応。次回の会合での利上げ期待が高まったことで円買いに傾いた。政策金利発表前、148円付近での小幅な値動きで推移していたドル円は、金利発表後一時147.2円まで下落。ただ、円買いが一服した後はドル買いの流れが発生し、発表前の水準までの戻りを試している。ユーロ円も一時173.48円まで下落した後、反騰しているがドル円ほどの反発にはなっていない。東京市場終盤はドルが対円、対ユーロで買われる形となった。
本日のイベントは、22:00から米中首脳会談が予定されている。今回の主題はTikTokに関する対応と関税についての協議となる見込み。為替への影響が出るかという観点では、注目したいのは関税協議。関税に関しては、市場では現状維持が見込まれているが、トランプ大統領は報復関税撤回の延長が決定することを示唆しているため、サプライズの可能性に注意しておきたい。また、27:30からはサンフランシスコ連銀デイリー総裁の発言が予定されている。同氏はFOMCでの投票権を持っていないが、FOMCでの発表内容を踏まえてどのような発言がされるか注目したい。
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