昨日のドル買いを受け、持ち高調整か
掲載日:2025.09.25
本日のポイント
- 米・重要人物の発言
- 米・第2四半期GDP(確報値)
24日のNY市場では、東京市場・ロンドン市場の流れを引き継ぎ、米長期金利の上昇によるドル高が進行した。23:00に発表された米・8月新築住宅販売件数の結果は80.0万件だった。市場予想では前月の65.2万件からやや減少する65.0万件が見込まれていたが、市場予想に反して大幅に上回ったこともドル買いの追い風となったか。また、テレビのインタビューで、シカゴ連銀のグールズビー総裁によるタカ派発言もあった。ドル円は、9月3日の上昇時に意識されていた日足200SMAを上抜け、148.91円の高値をつけた。9月3日以来の高値圏となっている。ユーロドルは前述の新築住宅販売件数発表後、一時1.1728ドルまで下落し、9月22日につけた安値に並んだ。直近3日間続伸していたゴールドは反落し、3,717.5ドルの安値をつけた。
本日の東京市場では、方向感に欠ける値動きとなった。前日に進行したドル高を受けての持ち高調整が中心か。ドル円は仲値に向けて売りが入り148.56円まで下落したものの、売り一服後は元の水準まで値を戻した。ただ、前日に付けた高値を上抜ける勢いはなく、148円台後半での揉み合いに終始した。ユーロドルは午前に1.1753ドルまで上昇したものの午後は売られ、朝方の水準まで反落している。
本日の指標は、FRB関係者の発言機会が多く予定されている。21:15からミランFRB理事、21:20からシカゴ連銀グールズビー総裁、22:00からNY連銀ウィリアムズ総裁とカンザスシティ連銀シュミッド総裁、23:00からボウマンFRB副議長、26:00からバーFRB理事、26:40からダラス連銀ローガン総裁、28:30からサンフランシスコ連銀デイリー総裁と、NY市場序盤から終盤まで続く予定。前日にテレビインタビューで「積極的な利下げは避けるべき」とタカ派発言をしたグールズビー総裁の発言予定がある一方、利下げを支持し続けているミランFRB理事やボウマンFRB副議長も発言する予定があるため、各発言ごとに上下に反応する可能性に注意したい。また、21:30から米・第2四半期GDP(確報値)の発表が予定されている。市場予想では改定値通りの3.3%が見込まれている。足元では市場がドル買い傾向になっている中、市場予想に反して上方修正されれば、ドル買いをさらに強める材料となる可能性がある。