ドル高相場一服。本日の日中は小幅な値動き
掲載日:2025.10.13
本日のポイント
- 米・フィラデルフィア連銀ポールソン総裁の講演
- 米・祝日(コロンブス記念日)
10日のNY市場では、ドル売り円買い傾向で推移。トランプ大統領が中国に対する関税引き上げを示唆したことを受け、貿易戦争による米経済への影響を巡る懸念が再燃した。これが主な動意となり、円とユーロは対ドルで上昇。ドル円は151.1円まで下落し、7営業日ぶりの日足陰線となった。ユーロドルは1.163ドルまで上昇。週序盤から続いたドル高の流れが一服する形となった。また、円はユーロに対しても買われており、ユーロ円は175.69円まで下落。フランスの政情不安や米中の貿易摩擦への懸念を受けたリスクオンマインドによるものと思われる。
本日の東京市場はスポーツの日で休場。為替相場は先週の終値より円安ドル高で寄り付いた。早朝に一時的な円売りが発生する場面もあったが、長くは続かず全体的に小幅な値動き。ドル円は151.7円台で寄付き、152.27円まで上昇するも、すぐに151.8円まで反落。その後は151円台後半での方向感に欠ける値動きとなった。ユーロドルは先週末からやや値を下げ、1.161ドル台で寄付き。その後1.16ドル台を割る場面もあったが反騰し、先週金曜日高値の1.163ドルに迫った。
本日のイベントは、25:55からフィラデルフィア連銀ポールソン総裁の発言が予定されている。ポールソン総裁は今日と明日の2日間にわたって開催される全米企業エコノミスト協会(NABE)の年次総会初日に出席。質疑応答も予定されているため、同氏の発言内に今後の金融政策に関わる発言があった場合、通常よりも市場が反応する可能性がある。30時10分には、マン英中銀委員が同じくNABEに出席。なお、全米企業エコノミスト協会(NABE)の年次総会2日目となる明日は、日本時間25時20分からパウエルFRB議長の講演も予定されている。米国は本日、コロンブス記念日の祝日のため債券市場や一部金融機関が閉鎖される。株式市場は通常通りに取引が行われるものの、流動性低下が予想される。先週末のように、トランプ大統領の突発的な発言やSNSでの投稿による動きが発生する可能性も想定されるため注意したい。