ドル買いが一時的に強まるも反落
掲載日:2025.11.04
本日のポイント
- 欧・ECBの要人発言
- 米・ボウマンFRB副議長の発言
3日のNY市場では前半はドルが売られる場面もあったが、複数のFRBメンバーが12月FOMCでの利下げに慎重な姿勢を示したことを受けてドルが買い戻された。ユーロも序盤で値を下げていたが、下げ渋り買い戻されている。ドル円は24:00台に153.90円まで下落したものの、前述のFRBメンバーの発言を受けて154円台前半での値動きに戻った。ユーロドルは序盤に1.15ドル付近まで下落したが下げ渋り、1.1538ドルまで反騰。その後1.151ドル台で膠着し閉場した。ゴールドは一時4,030ドルまで上昇して日通し高値を付けた後、3,995ドルまで反落。その後4,000ドルを挟んだ攻防で推移した。
本日の東京市場では序盤にドル買いが強まり、ドル円は154.48円まで上昇。2月13日以来の高値を付けた。また、ユーロやスイスフランに対しても3ヵ月ぶりの高値。対豪ドルは1週間半ぶりの高値となった。しかし、その後はドルが反落している。円が買い戻される中で、片山さつき財務相の円安牽制発言が伝わり一層円買いを強めた。ドル円は午前中に154.48円まで上昇した後、閉場まで反落が続き、153.49円の安値をつけた。ユーロドルは1.1497ドルまで下落し、3ヵ月ぶりの1.15割れとなった。ただその後買い戻され1.1525ドルまで反騰。
本日は欧州中央銀行(ECB)関係者の発言が数多く予定されている。16:40にラガルドECB総裁、18:00にエスクリバ・スペイン中銀総裁、19:00にラガルドECB総裁とレーン・フィンランド中銀総裁、26:00にナーゲル独連銀総裁が発言予定。次回12月会合や来年以降の利下げ見通しについてどのような見解が示されるのか注目したい。また、20:35にはボウマンFRB副議長の発言が予定されている。同氏は「年内にあと2回の利下げが決定されると見込んでいる」と述べ、10月と12月のFOMCでの利下げを予想していた。昨日、利下げ観測を後退させる発言が相次いだことがドル買い材料となっていただけに、改めて12月の追加利下げに言及するようであれば、ドル売り材料となる可能性がある。
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