FOMCを目前に控え様子見ムード
掲載日:2025.12.08
本日のポイント
- 米・3年債入札
- 英・ロンバルデッリ英中銀総裁の発言
5日は、欧州市場序盤にかけてドルが売られたものの、その後は切り返しNY市場でもドル買い優位で推移した。12月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が市場予想を上回っていたこともドル買いを加速させる要因となったか。ドル円は、NY市場序盤では155.1円台を中心とした揉み合いとなったが、24:00の指標発表後に155.49円まで上値を伸ばした。ユーロドルは1.165ドル付近で上値を抑えられていたところ、24:00の指標発表後に一時1.1628ドルまで下落。その後やや買い戻され1.16台中盤で週の取引を終えた。
本日の東京市場では、午前中は日米の金利動向への予測からドル売り円買い優位となった。ただ、12月会合での日銀の利上げと米国の利下げはほぼ織り込まれた様子で、さらにFOMC目前ということもあり、強い値動きには至っていない。ドル円は朝方に上昇し前週終値に並んだものの、東京市場開場後は売り優勢。154.9円の安値をつけた。売り一服後は反騰し155.2円台まで値を戻した。ユーロドルは午前中から徐々に上昇した後、東京市場終了間際にシュナーベルECB専務理事から、近いうちの利上げの可能性を示唆する発言が出たことでユーロ買いが強まり1.1672ドルまで上昇した。
本日は、注目度の高い指標発表はない中、27:00に米・3年債入札が予定されている。入札結果が良好となった場合、債券価格上昇・利回り低下の影響でドルの売り、入札が低調となった場合は、ドル買いの材料となる可能性があるため注意したい。また、27:30には英・ロンバルデッリ英中銀総裁の発言が予定されている。英中銀は来週の会合での利下げ観測が広がっており、本日の発言で利下げ観測を裏付けるハト派的な内容が出た場合は、ポンドが売られる材料となる可能性があるため注意したい。
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