欧州休場で流動性低下が予想される
掲載日:2025.12.26
本日のポイント
- NYオプションカット
- 流動性低下に注意
クリスマスによる休場前の24日のNY市場では、序盤に発表された米・前週分新規失業保険申請件数が市場予想を下回る強い結果となったことでややドルが買われた。指標によるドル買いが落ち着いた後は、欧州市場から小幅に売られていた円が買い戻された。ドル円は欧州市場による円売りで前述の指標発表前に小幅に上昇した後だったためか、指標による影響はほとんど見られず、22:00過ぎにつけた156.07円の日通し高値を超えなかった。155.68円まで反落後、155.9円台まで値を戻し、結果としてほぼNY市場開場前から変わらない水準で引けることとなった。欧州市場で軟調に推移していたユーロドルは、NY市場オープンと同時にやや買い戻された。しかし新規失業保険申請件数の結果の影響もあり、買戻しは長く続かず下落を再開。1.1773ドルまで値を下げた。
本日は、東京市場開場前後の時間帯で円売りが強まった。ドル円は24日NY市場閉場時の155.8円台から156.49円まで上昇。ただ23日につけた高値156.54円には届かず、156.04円まで反落。その後は156.2円前後での推移となった。ユーロドルは午前中にかけて1.179ドル台まで上昇したが、その後反落。16:00時点で1.1771ドルと、23日NY市場で付けた安値圏に並んだ。
本日は欧米での経済指標や重要人物の発言機会などのイベントは予定されていない。ただ、24:00のNYオプションカットに関連した値動きには注意したい。本日期限を迎えるドル円のオプションは155.5円に観測されている。現在ドル円は156円台前半で推移しているが、下落して155.5円が近づいた場合、24:00までは抵抗として意識される可能性がある。本日はイギリスや欧州は休場となっているため、夕方以降はさらに流動性の低下が進むことが想定される。小幅な値動きや荒い値動きとなる可能性が高いため注意したい。