休暇明けの東京市場はドル買い優勢
掲載日:2026.01.05
本日のポイント
- 米・12月ISM製造業景況指数
- 米・軍事行動のニュースに注意
年末年始の為替相場は、市場参加者が少ない中、レンジでの値動きとなった。ドル円は157円の突破を試す動きは散見されたものの、上昇に力はなく上抜けできなかった。1.18ドルからの下落途中で年末年始を迎えたユーロドルは、1.172〜1.175ドル台での推移となった。ゴールドも年末年始は方向感が出ず、4,300ドル台で上下した。
本日の東京市場は、ドル買い優勢で推移した。ドル円はオセアニア市場で付けた156.67円を安値とし157.25円まで上昇。仲値後には上昇が一服し、156.93円まで押す場面もあったが、その後は堅調に推移。年末年始で抵抗となっていた157.00を突破した。この後の海外市場でサポートへの転換が確認されるか様子をみたい。ユーロドルは朝方から売りが強まった。オセアニア市場で1.17ドルまで下落すると、東京市場でも下落の流れを継ぎ、1.1672ドルまで下げ幅を拡大。12月10日以来の安値となった。ただ、この水準は6月から売買が交錯しやすくなっているため、今後の動向を確認したい。ゴールドは上昇し、12月30日から上昇を止めていた4,400ドルを突破した。再度4,500ドル台に向けた上昇となるか注目したい。
本日の指標は24:00に米・12月ISM製造業景況指数の発表が予定されている。同指標は米国内の400以上の企業の購買担当者にアンケート調査を行ったもので、製造業における景況感を示す指標である。50を下回ると景気後退、上回れば景気拡大を示す。50を上回ったのは前年2月分が最後で、以降9ヵ月連続で50を下回る結果が続いている。今回の市場予想は48.3。業況判断の分かれ目である50は引き続き下回るものの、前月の48.2から若干改善することが見込まれている。ISM製造業景況指数が市場予想を上回る結果になれば、FRBによる追加利下げ観測が後退し、ドル買いが強まる可能性がある。本日は他に目立ったイベントはないが、米国の軍事行動に関するニュースには注意しておきたい。米国は1月3日にベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束した。さらに、トランプ大統領は対コロンビアの軍事作戦を警告している。為替市場への影響は今のところ限定的となっているが、今後の動向次第では影響が大きくなる可能性があるため、動向を確認しておきたい。