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方向感欠く東京市場、米消費者信頼感指数と2年債入札に注目

方向感欠く東京市場、米消費者信頼感指数と2年債入札に注目

方向感欠く東京市場、米消費者信頼感指数と2年債入札に注目

掲載日:2026.05.26

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本日のポイント

  1. 1 米・5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
  2. 2 米・2年債入札

25日のNY市場では、主要通貨は横ばいとなった。ロンドン市場とNY市場が休場で市場参加者が限られ、全体としては薄商いの中で方向感に欠ける展開となった。加えて、中東情勢を巡る続報を見極めたいムードも強く、積極的な売買は手控えられた。こうした中、ドル円は158円台後半、ユーロドルは1.16ドル台前半での小幅な値動きにとどまった。

本日の東京市場ではドルが下げ渋る展開となった。米・イラン和平合意への期待が後退し、米軍による新たな攻撃や米当局者の慎重な発言を受けて、中東情勢の不透明感が改めて意識されたことが背景にあるか。原油価格も下げ一巡後に持ち直しており、ドルの下値を支えた。こうした中、ドル円は158円後半から159円付近で推移し、ユーロドルは1.163ドル台で上値の重い動きとなった。

本日のポイントは、23:00の米・5月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)と、26:00の米・2年債入札だ。消費者信頼感指数は、米家計の景況感や消費マインドを示す重要指標で、個人消費の先行きを探るうえで注目されやすい。前回4月分は92.8だった。今回の市場予想は92.0で、小幅な低下が見込まれている。結果が予想を上回れば個人消費の底堅さが意識されてドルを支える可能性がある一方、予想を下回れば景気や消費の先行き不安を通じてドル売り材料となる余地がある。また、26:00には米・2年債入札が予定されている。主要な米経済指標が限られる日だけに、入札結果を通じた短期金利の反応は相場材料になりやすい。応札が弱ければ米金利上昇を通じてドルを支える可能性があり、逆に無難に通過すれば相場への影響は限られやすい。特に今回は消費者信頼感指数の通過後でもあるため、米景気への受け止めと短期金利の動きがそろってドル相場に波及するかを見ておきたい。

加藤健一

著者:加藤健一

著者:加藤健一

大手証券会社でリサーチ業務に10年以上従事した後独立し、現在はFX・暗号資産・株式市場を専門とするマーケットストラテジストとして活動。為替・株価・仮想通貨の値動きに影響を与える経済指標、中央銀行の政策、地政学リスク、投資家心理といった要素を多角的に読み解き、タイムリーな市況レポートを発信している。