ドル円朝方に162.5円台つけるも買い続かず揉み合い
掲載日:2026.07.20
本日のポイント
- 米・6月景気先行指標総合指数
- 米主要企業決算を控えた米株動向
17日のNY市場では、ドル買いが優勢となった。米6月住宅着工件数や米7月ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が市場予想を上回り、米景気の底堅さが意識された。加えて、米・イラン情勢の緊迫化を受けた原油高により、インフレ再燃への警戒や年内利上げ観測が強まり、ドル買いを後押しした。こうした中、ドル円は162.30円から162.55円まで上昇した。米指標の上振れや原油高を背景にドル買いが強まり、高値圏で取引を終えた。一方、ユーロドルは1.1424ドルまで下落した後、1.1444ドルまで反発して取引を終えた。
本日の東京市場では、日本が海の日の祝日となり、東京株式市場が休場だったことから、通常よりも参加者が限られやすい地合いとなった。前週末のドル買い地合いは残ったものの、原油高の一服を受けてドル買いの勢いはやや後退した。一方、米金利の高止まりや日米金利差は引き続きドル円の下支えとなり、薄商いのなかで方向感は出にくかった。こうしたなか、ドル円は朝方に162.59円まで上昇した後、午前には162.30円台まで水準を切り下げた。その後は東京休場で手掛かりが限られるなか、162.30円台を中心にもみ合った。午後にかけても大きな方向感は出にくく、横ばい気味に推移した。ユーロドルはドル買いが一服するなか、東京時間では下値の堅い展開となった。
本日のポイントは、米・6月景気先行指標総合指数と、米主要企業決算を控えた米株動向だ。米6月景気先行指標総合指数は23:00に発表予定で、前回結果は+0.1%。米景気の先行きを確認する材料となるため、予想を上回れば景気の底堅さが意識され、ドルの支えとなりやすい。一方、弱い結果となれば、景気減速への警戒から米金利低下を通じてドルの上値を抑える可能性がある。また、米主要企業決算を控えた米株動向にも注意したい。今週は大型ハイテク企業の決算が予定されており、AI関連株への期待が維持されるかが焦点となる。米株が底堅く推移すればリスク選好の円売りにつながりやすい一方、決算警戒や米金利上昇を受けて株安が進めば、リスク回避の円買いが意識される可能性がある。